そこに愛はあるのかい?

子育て、小学校への疑問、教育、子供、心理学。日々の感じた事を書いています。愛のある世の中になる事を願って。

大切な人の命日

今日は私と旦那にとって、大変お世話になった方の命日です。

去年、その方が亡くなったという知らせをもらったのは亡くなって3週間もたってから。

 

私達夫婦が知り合った某CDショップで一緒に働いていたおっちゃん(旦那はおっちゃんと呼んでいました。←5歳くらいしか変わらないのに)

私達より後に入社して、一気に成り上がった凄い人。

旦那の今があるのは、おっちゃんのおかげと言っても過言ではない大切な人。

旦那を100%信頼して自慢にしていたおっちゃん。

 

病気がわかったのは、去年の1月頃。

もう手遅れだったから、手術も入院もしない…と決めて自宅で療養をしていたそうです。

誰にも病気の事は告げず、最後はお葬式もせず、お墓もいらない…死んでしばらくは、誰にも言わないでと遺言を残していたおっちゃん…( ;  ; )

 

旦那はおっちゃんの訃報を聞いて、おっちゃんが住んでいた川崎まですっ飛んで行き、泣いて泣いて「勝手に死ぬな…」と怒り、新幹線でもビール片手にずっと泣いていました…。

 

ここ2、3年、おっちゃんと会う事がなく、小さなすれ違いで連絡もとっていなかったから、もう2度と会えないという私達の後悔は、どれだけ悔やんでも悔やみきれない…。

何故⁉️

最後だけでも会いに行きたかった…

ちゃんとお別れが言いたかった…

おっちゃんの前で泣きたかった…

 

最近、家族葬か増えて訃報を聞くのはもう全てが済んでしまっている事があります。

うちの父親家族葬でした。

だから、後から訃報を知って家を訪れてくれる方々がいらっしゃいます。

旦那は「俺は病気で死ぬとわかったら、会いたい奴には全て会う。葬式もする‼️」と泣きながら言ってました。

お葬式は、今は色んな形かあると思いますが、残された者には、唯一その故人とお別れできる最後の場所だと私は思います。 

 

おっちゃんの遺言だったから、奥さんもそれを守り通したけど、辛かっただろうな…。

でも愛し、愛された素敵な夫婦。

 

今日はおっちゃんが眠る一心寺にお参りに行ってきました。

でも、やっぱりおっちゃんに会いたかったよ。