小さな町工場で思う事
最近、仕事に早く行き、遅く帰っても
仕事に追われてぶっ倒れそうです…。
私の実家は製造業をしている
吹けば飛んで行くような小さな町工場です。
今は家族と従業員、派遣で来てくれている
パートさん達でなんとか仕事をこなして
います。
父が経営していた頃は、バブルがあって
従業員もたくさんいたし、設備投資も
できていましたが、バブルが弾けてからは、
得意先で倒産する会社も続出し、仕事量は
激減して、従業員の数も減りました。
父なき今は、母と兄と私、父の時代から
働いてくれている従業員2人でなんとか
切り盛りしてやっています。
実は、私はずっと実家の仕事を手伝っているのが嫌で嫌で仕方なかった…。
息子が登校渋りで、学童も嫌がっていたから
実家の仕事なんてしたくなかったけど、
母は私が居ないとダメだから…と
息子に「泣かずに学童に行きなさい」
「おばあちゃんにはお母さんが必要やねん」と言う非道ぶり。(息子にも母が必要やけど?)
母や兄に言いたい事は山ほどあるけど、
不満を言い出せばキリがない。
早く辞めたい…早く辞めたい…ずっとそう
思っていた。
今は人手が足りないくらい忙しいのに、
人を雇える余裕はなく…( ̄^ ̄)
派遣会社で人員を補充している状態。
とても大変なんだけど、だからこそ
気付く事が沢山あって…。
従業員の2人。
この2人、定時制の高校1年の時からずっとうちで働いてくれている。(もう50近いおじさん…)
普通の人の三倍速くらいでいつも働いてくれている。だからこの忙しくさを乗り越えていけてる…本当に感謝してもしきれない…。
どんな立派な会社に勤めているエリートよりも
エリート‼️これは自信を持って言える。
派遣会社からくるパートのおばちゃんや、
女の子達。派遣からくるから、どんな人達かと
思いきや、皆んなとってもテキパキ動いてくれて、私なんかより、よっぽど気がつく…。
皆んな、今の忙しい時期を支えてくれている。
小さな町工場だけど、こんなに一生懸命に働いてくれる方達が居て…私は辞めたい辞めたいばかり思っていて…。
ほんと…私はダメだな…と思った(><)
辞めたい辞めたいと思って働くより、
毎日必要とされる場所で自分なりに
一生懸命働ける事がありがたいと
思って働く方がずっといい。
周りの人達の頑張りにたくさん教えて
もらう事がある。
明日もまた頑張ろう‼️
てことで…おやすみなさい。