そこに愛はあるのかい?

子育て、小学校への疑問、教育、子供、心理学。日々の感じた事を書いています。愛のある世の中になる事を願って。

小学校最後の参観

運動会の記事の続きを書いていますが、なかなか完成に至らず…。今日小学校最後の参観があり、どうしても書き留めたい気持ちがあったので、先にこの記事を書く事にしました。

 

今日息子の小学校最後の参観でした。

グループで調べた国についての発表。

うーん、何だか最後だけど前にもやったような内容だな〜と思いながら、学校へ。

早めに行くつもりが、授業時間ギリギリになってしまい…先に他のクラスを覗いて馴染みの子供達に手を振り、息子のクラスへ。

もう発表が始まっていて、前で発表している子供達は緊張な面持ちでパワポを使い、原稿を読んでいた。たまにユーモアを入れたりしながらも淡々と進んでいく発表。

子供達は頑張っているけれども、決まりきった発表をしている感じも少し…。息子が数日前に「参観見に来んでもいいで。俺らのグループしょぅもないから」などと言っていたから、息子のグループはさぞかし原稿をササッと読んでショボい発表なんだろうと思いきや…

メンバーが出てくるなり、コントが始まった。

息子のグループは4人で1人はお笑いができるような陽気な子だけど、息子を含めあとの3人はめちゃくちゃ照れ屋でコントなどできないタイプ…。なのに、4人でちゃんと役割を決めてコント調で国を発表していく。パワポの中に自分達出演の動画まで作成して、本当に笑いの絶えない発表に、度肝抜かれました(・・)

正直、クラスのどのグループの発表より素晴らしく子供達の知恵とユーモアが生かされた楽しい発表でした。

この時に感じたのは、息子と他の2人は恥ずかしがり屋さんなのに、陽気な子と組んだ事で自分では絶対しないような、挑戦をする事ができたんだと言う事。1年生の時はあれだけ嫌がっていた学校で6年生になり、自分をさらけ出してこんな楽しい発表ができるようになった事。

とっても成長を感じた瞬間でした。

これは、学校だからできてクラスの友達とだからできる事なんだなぁ…と実感しました。

何故学校に行くのか?何を学ぶのか?必要なのか?そんな事を疑問に思う時がありましたが、

今日の彼らを見て、学校で何を学ぶのか?クラスの子供達から何を感じるのか?その答えが少しですが、わかったような気がしました。

 

学校には学ぶべき事がたくさんあり、友達に影響を受けながら自分が変わっていく場所でもある。そんな事を感じた小学校最後の参観。