父の一周忌
今日は父の一周忌でした。
父は9年前に倒れ、当時川崎に住んでいた私が1歳の息子を抱いて病院に駆け付けた時には、気管切開して人工呼吸器に繋がれていました。
検査の結果、10万人に1人の難病である事がわかり、状態が良くなったのでもう病院にはおいてもらえず(急性期病院は、治る人しか入院していられないので)自宅介護になりました。
まさか、父がそんな姿になるとは思っていなくて、しばらくは父本人も、私達家族も現実を受け止める事がなかなかできませんでした。
父は団塊の世代で、自営業をワンマンでしてきた頑固なオヤジ。今ではめちゃめちゃ叩かれるモラハラや、不倫なんて当たり前。
私も兄も父と夕飯を食べる事なんてほとんどありませんでした。
他人には面倒見が良く、慕われていた父。
ここでは書ききれないほど、ハチャメチャな父でしたが、寝たきりになり徐々に弱っていく姿はもはや、私達の知る父ではなくなっていました。
父が病に倒れ、私達家族は戸惑ってばかりでしたが、そのおかげで色々な経験をし、知らなかったたくさんの事を学ばせてもらい、たくさんの自分の感情とも向き合う事もできました。
病院の事、自宅介護の事、延命治療の是非について、高齢化社会について本当に様々な事を考えさせられました。
父は私達にとっては、ワガママ一杯の父親でしたが、最後にたくさんの事を教えてくれたんだと思っています。
息子が物心ついた時には、もう寝たきりで話す事もできなかったから、息子はぶっ飛んだおじいちゃんを知りませんが、これからもずっと私の知ってる父を話してあげたいと思います。