そこに愛はあるのかい?

子育て、小学校への疑問、教育、子供、心理学。日々の感じた事を書いています。愛のある世の中になる事を願って。

いじめ問題

前に取り上げられていたニュースで

私が前に疑問に思っていた事が

思い起こされたニュースがあったので、

少し書いてみようと思います。

 

茅ヶ崎市立小学校で現在4年生の男子が

2年生の頃からいじめをうけていたのに、

当時の担任の先生は、

いじめに気付いていたにもかかわらず、

見て見ぬふりをした。

その男子児童は3年生から不登校

なっている。

 

このニュースを見た時に、

私が前にいじめについて

疑問に感じた事を思い出した。

 

今の息子のクラスには不登校のT君がいる。

1学期は何度か学校に来ていたのに、

担任が叱責した事でまた学校に来る事が

出来なくなってしまった。

(←この事は本当に残念です…)

T君は3年生の時に転校してきたのだけど、

その時には既に不登校だった。

3年は息子とは違うクラスだったので、

よく知らなかったけど、

前の小学校でいじめを受けていたらしく

不登校になってしまったらしい…と

息子の友達から聞いていた。

 

その時に感じた疑問…。

小学校1年や2年で、本当の意味での

「いじめ」が成立するのだろうか?

どこからが、遊びで、どこからが

「いじめ」になるのか本人達も

わからないんじゃないだろうか?

こんな疑問を素直に持ってしまいました。

 

高学年になってくれば、「いじめ」だと

認識しながら行動してしまう事も

あるだろうけど、低学年ではふざけ

合っているのかいじめているのか…

見分けるのは、少し難しいような気がする。

そして、低学年の頃なら、

もしそれに気付けたら、

言い聞かせれば「いじめ」が良くない事

だと早くから理解できるのではないか?

と思った。

実際の現場では、もちろんそんな簡単な

ものではないのだろうけど…。

 

でもこのニュースの先生は、

そんな低学年の頃の「いじめ」

に気付がついていた!

そして、それを指導する立場に

ありながら、見て見ぬ振りをした

という有り得ない事実。

もし、世の中にこんな先生が

何人も存在するとしたら…ゾッとする。

 

「いじめ」って子供社会でも、

大人社会でも無くならないのかも

しれないけれど、「いじめ」になる前に

防ごうとする事はできるかもしれないし、

誰かの小さなサインに気付く事は

できるかもしれない。

それができるのは、

学校の先生かもしれないし、

隣の友達かもしれないし、

近所のおばちゃんかもしれない。

誰かに一言、挨拶を交わしてみる…

そんな事から、

何気なく他人と少し関わる事で

気付く何かがあるかもしれない。

SNSやネットの世界もいいけど、

人と会って感じる何かを大切に

できたらいいな〜と思う。