たった1本の缶コーヒー
私の実家の仕事では、たまに運送会社を使い
商品を地方に運送してもらっている。
運送会社との直接のやり取りではなく、
色々な運送会社から便を手配してくれる
配送会社とのやり取りの為、うちには
色々な運送会社の色々な運転手さんが
やってくる。
いかにもトラック野郎な人や
だいぶ高齢のおじいちゃんや
オシャレな兄ちゃんや
めちゃめちゃ怖そうなイカツイ感じの人
などなど毎回違うドライバーさんが
来てくれる。
荷物の積み込みをして、行き先の説明や
伝票などを渡した後に、うちでは
ドライバーさんにいつも缶コーヒー
を1本渡している。
その缶コーヒーを渡した時のドライバー
さんがみんな
「わぁ、いいんですか?
ありがとうございます^_^」と笑顔で
嬉しそうに出発してくれる。
たった1本の缶コーヒー
だけど、それだけで相手も喜んでくれて
こちらもなんだか嬉しくなるこの瞬間が
なんだかとっても好きです。
人はちょっとした事で笑顔になれる
それが些細な事でも。
それを感じ自分の小さな力に変えられる。
そんな事を感じさせられる
缶コーヒーのお話でした。