そこに愛はあるのかい?

子育て、小学校への疑問、教育、子供、心理学。日々の感じた事を書いています。愛のある世の中になる事を願って。

信じる力

今年1月に入って突然目が見えなくなってしまったミル。気づいた時には網膜剥離になっていて全盲でした。そして検査すると大きな腫瘍が2個もあって、いつ破裂してもおかしくない、いつ死んでも不思議ではない…と知らされました。目が見えない上にいつ死んでもおかしくないなんて、あまりにも酷い宣告。その日は旦那と2人で泣きました。

 

そして3月に今度は目が開かないくらいの目ヤニが出てしんどそうで、病院に行くと緑内障になっていて、眼圧がかなり高く本人はかなり痛かっただろう…と言われました。それからは、だんだん歩けなくなり、ご飯も食べなくなり…

排泄もせず寝たきりで、きっともう長くないんだ…このまま死んでしまうんだ…

そう思うと涙が溢れてばかりで、何も手につかず、重い石を胸に置かれたように苦しくて、私まで倒れてしまいそうでした。

病院に再度行ったものの「薬を変えてみますが

後はできる事はありません」と言われ…

そんな中、旦那だけは「ミルは死なない。GWには一緒に旅行にいくんや」と1人現実逃避していました。

でも、こんなに悲しみに支配されて、嘆いて死を待っているだけなんて、反対に辛すぎる。

それならば、せめて一緒にいれるあとわずかな時間をたくさん可愛がって過ごしてあげよう。旦那の姿を見て、そう思うようになりました。

それからは、実家の会社に行く時も連れて行き、仕事中もいつでも見れるようにして、一緒に帰って…を2.3日繰り返していたら、少しずつご飯が食べれるようになり、排泄ができるようになり、ヨロヨロしながらですが、あるけるようにもなっていました。

その時に感じたのは

ミルの生きようとする力が

凄い!

そして

楽しく一緒にいたいと家族で

思ったパワーが届いたのかな

でした。

旦那さんが呪文のように言っていた

「GWは一緒に旅行に行く」もなんとか

実現する事がでしました‼️

f:id:gdoragonmf:20190514222558j:image☆海が大好きなミル


f:id:gdoragonmf:20190514222550j:image☆ペット可のペンション

 

寝たきりになった時の事を思ったら奇跡の

ようです。

信じて前向きに過ごす事の大切さをミルと

旦那が教えてくれました。

これからもその想いを持ちながら、一緒に

過ごしていきたいと思います。